20240712 6月分のコンポスト排出

SDGs考
ツヤがある感じが印象的であった。

はじめに

先達て7月4日、6月の1ヶ月分の生ごみをコンポスト化して排出しました。ハラの森ではコンポストの作成を考察している最中でありますので、今回も報告的に記しておきます。

コンポストを排出しての感想

冒頭の写真のコメントにも記したのですが、ツヤのある感じが印象的でした。途中の生ごみ投入と同時に庭の黒土を約200mlを入れていたのですが、それが理由であるのか、コンポストの色が黒光りしてる、そんな感想を持ちました。それともう一点特徴的であったことは、漬物臭が2日から3日ほど漂っていました。きつい匂いではないのですが、3mほど離れたところでも感じられるほどのものでした。

バナナの皮の黄色は見えない。全般的に生ごみを細かく切り刻むのは正解だ。

ハエが寄ってきます

コンポストを排出すると、確かにハエは数分もすると寄ってきます。しかし、動物の糞や死骸などに集って密集するような感じはなく、2〜3匹ぐらいがやってくる程度です。おそらく彼らのエサになるものがないのでしょう。物色して去っていくという次第であるようです。日を追ってたくさん集まってくるのが、ワラジムシやダンゴムシです。彼らにとってはもってこいのエサであるのかもしれません。コンポストには湿り気があるので好都合なのでしょうか、でもまだ梅雨であるとはいえ、晴れると灼熱の状態になりますので、退避しなければならないのかも・・・。彼らの生態も調べる価値がありそうです。あぁ、また宿題だ。

これで生ごみの処理のコンポスト基本形ができたってこと?

コンポスターのフタを開けると、漬物臭がふんわりと広がります。そして、コンポスター、ペール缶の内部の壁面にはカビがところどころに見えます。匂いがあるということ、そしてカビが生えているというということは、生ごみの有機物の分解が進んでいることを意味しています。
ハラの森で使っている回転式のコンポストでは、おおよそ1か月で生ごみをコンポストとして排出する周期になっています。もし有機物の分解、熟成を達成させたいのであれば、下のような過程を経ること、時間を掛けなければいけません。

     ○コンポストの作成過程

  1. コンポスト排出:コンポストは未熟状態、つまり生ごみの有機物は分解未完了
  2. 排出コンポストを定期的に切り返す:コンポストの分解促進
  3. コンポストの完熟ー数ヶ月の熟成期間が必要

コンポストが完熟となれば、農作物や花卉の栽培で、土壌の改善や養分供給源として使えますが、ハラの森では、農作業などに時間を掛けられそうもないので、堆肥は現時点で必要はありません。ということで、時々コンポストを切り返し、土を薄く掛けておくようなパターンでいいのかしら?・・・と、管理人は考慮中です。

さいごに

生ごみの投入とともに庭の黒土を200ml程度を混ぜ合わせること約1か月、生ごみの嵩は減った様子であるのと同時に黒い色調のコンポストができあがった。農作業などに活用できるコンポスト、堆肥として利活用するにはもっと時間を掛ける必要があるが、植物の栽培に使うのでなければ、未熟コンポストでいいかもしれない。あとは庭の一角で露天に曝して、時折切り返したりすれば、メタンガスも発生させずに分解されていく。問題があるとすれば、キッチンペーパーの破片などが目立って美観を損なうということであろうか。コンポストを活用しないのであれば、最近、多くの自治体が「キエーロ」という、黒土に生ごみを埋め込む生ごみ処理法の方が好ましいのかもしれない。ただメタンガスのことを考慮し、好気性にこだわるという点からは、回転式の方が歩があるかもしれないが、この点について考えをもう少し深めていきたい。ということで、今回はこれぐらいで。ごきげんよう。

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